気配を感じて!

2016/3/16 自習練

☆アヴェッソン作曲Kyrie eleison 譜読み

エストニアの作曲家アヴェッソンの楽譜がようやく到着しました。
メンバーがわざわざフィンランドへの旅行途中、エストニアの楽譜屋さんまで行って注文してくれ、ドイツ・カールスーエの出版社から届いたものです。
まずは移動ド読み。
これがなかなか時間のかかる厄介な作業なのですが、ハモりの完成度がぐっと上がるので辛抱強く我慢のしどころ。
途中アヴェッソン特有の不協和音が出現、読み替え不能なので各自適当な母音で音取りしました。
たった2ページの短い曲なのに、とてもドラマティックな展開で緊張感溢れる作品です。
きっと北村先生も気に入って下さる事間違いなし!!
その為にも次回の練習で譜読みバッチリ決めましょうね。

☆高槻合唱祭での演奏作品

メンバー1名が聞き役に回り、ブリテンのクックー、アンドリーセンのアヴェマリア、プーランクのアヴェ・ヴェルム・コルプスの練習をしました。
ステージオーダーの一工夫で、私たちのような少人数アンサンブルはぐっと響き方が変化します。
一列名ソプラノ、メゾ、ニ列目アルトの並びに変えて、格段に各パートの動きが分かりやすくアンサンブルし易くなりました。
自分たちで問題点を見いだし、考え、解決策を皆で見いだす。
とても時間のかかる回り道のようではあるけれど、そこがマーテルの良さだと思います。

午後練も引き続き合唱祭の3曲。
まず出来るだけ楽譜を離して、自らが音楽を作る、動かすという意志を持って歌うことが大切。
パートを混ぜ、部屋の四隅に散らばり壁に向かって歌う、という初体験。怖かったけれど凄く新鮮!
自分自身の音程不安定な箇所も明確になり、又やってみたい練習方法でした。

誰かを頼るのではなく、視線のアイコンタクト無しに、お互いの気配、空気感を感じて歌いました。

4月の合唱祭は新生コールマーテルの初舞台。
後1ヶ月出来る事をしっかりやっていきましょう。

Y・T