コールマーテル
ドイツ親善演奏旅行



【1日目 2010/9/15】

7:30 関西国際空港集合
9:50 LH(ルフトハンザ)741便で、フランクフルトに向けて出発
【所要時間:12時間10分】
夕食、映画上映、到着前に軽食
15:00 フランクフルト到着後、入国審査を受け乗継便搭乗口へ
16:10 LH018便でハンブルクへ向けて出発
【所要時間:1時間】
17:10 ハンブルク到着後、税関を経て出口へ
バスにてハンブルク郊外ブランケネーゼへ
19:00 ホテル2ヶ所にチェックイン
Baurs Park Hotel Elbchaussee 573,Hamburg
Lühmanns Teestube Blankeneser Landstrasse 29,Hamburg


Baurs Park Hotel ハンブルク郊外のブランケネーゼにある静かなホテル
Lühmanns Teestube こぢんまりとした女性専用ホテル


ドイツだより(1)
 12時間ものロングフライトでやっとFrankhurt am Main空港に到着、ドイツ第一歩を記しました。全員、元気です。これからハンブルクへ、あと1時間ほどのフライトです。
 ハンブルクの空港には、現地でお世話になる市川さんと、ホスト合唱団、ブランケネーゼ・オペラアカデミーの代表、アンドレアさんが迎えにこられることになっています。

 
(「ドイツだより」は、同行したわたし(T)とメンバーが、現地から日本のメンバーの家族らあてに送った同報E-mailの再録です)




【2日目 9/16】

午前 自由行動。ブランケネーゼ散策
午後 ハンブルク市内観光。市庁舎、ミヒャエル教会などを見学
ブランケネーゼ・オペラアカデミーのメンバーとリハーサル


ホテルでの朝食は、気兼ねなく食べられるくつろいだひととき
ブランケネーゼを散策。保育園の子どもたちと

ハンブルク市庁舎広場

ドイツだより
 初めてのハンブルクの1日目(16日)は午前中休養で自由時間。早速滞在しているホテル近辺を散策しました。ホテルのあるブランケナーゼ 地区はハンブルク有数の高級住宅地。行き交う人々もシックな装い。思わずショッピングに走ってしまうのは女性のサガでしょうか。初日から買い物三昧してしまいました。
 午後は市川さんの案内で旧市街の市庁舎やミハエル教会を案内していただき、教会の尖塔から見えるハンブルク市内をパノラマで堪能しました。夕方はSバーンとバスを乗り継いでホスト合唱団との初練習にいきました。ソプラノとバリトンのソロの方々の歌に圧倒されながらも、マーテルも奮闘しました。
 練習が終わったのが午後9時近くで、やはりどっと疲れました。  (Y)




【3日目 9/17】

8:30 リューベックへ向けて専用バスで出発
【走行距離:約70km ハンブルク中心部の交通渋滞のため所要時間:約2時間】
10:30 リューベック市内見学と自由行動
昼食は各自自由
13:00 バスでハンブルクへ
16:30 ブランケネーゼ駅からSバーンでハンブルク北郊のハーブルクへ
19:00 聖ヨハネ教会にて「ライネッケ・フェスティバル」に出演
【共演:ブランケネーゼ・オペラアカデミー】
終演後、ホテルへ

リューベックのシンボル、ホルステン門

ドイツだより(3)
 きのう17日は午前中、古都・リューベックを訪れました。ホテルから専用バスで1時間ほどの予定でしたが、ハンブルク中心部を抜けるのにラッシュアワーと重なって予想以上の時間がかかり、アウトバーンに乗ったときはすでに1時間が経過してました。おかげで滞在時間が短くなり、文字通り駆け足の観光となりました。
 ハンザ同盟の中心都市だったうえ、戦災に遭わなかった古い建物がたくさん残っている落ち着いた町です。中心部のかわいいマルクト広場に立つと、同盟都市の紋章が飾られた市庁舎や、バッハゆかりの教会がそびえて、観光客の多さを除くと中世にタイムスリップしたようでした。
 添付写真は、城門のホルスト門です。重さのために塔が傾いています。みんな元気に「ハイ、ポーズ!!」
                                                 (T)


演奏会場のハーブルクへはSバーン(郊外電車)で移動

教会の掲示板に張られたポスター。「Chor Mater aus Osaka」の文字も

聖ヨハネ教会でブランケネーゼ・オペラ・アカデミーと共演

最初のコンサートが終わり、ほっとした表情で




【4日目 9/18】

午前 ブランケネーゼの静かな公園で練習
ホテル・リューマンで昼食。ドイツ留学中のメンバーのお嬢さんが通訳。
15:00 ブランケネーゼのエルベ川沿いのレストラン「Sagebiels」でリハーサル
19:00 「Sagebiels」で「ライネッケ・フェスティバル」
【共演:ブランケネーゼ・オペラアカデミー】
終演後、レセプション
徒歩でホテルへ

ブランケネーゼの朝市

ブランケネーゼの静かな公園。この大きな木の下で練習した

エルベ川沿いの会場で

「ライネッケ・フェスティバル」で歌う

共演したブランケネーゼ・オペラアカデミー代表のアンドレアさんに感謝

ライネッケ・フェスティバルの日本語チラシ

レセプションで駐ハンブルク日本総領事館の領事夫妻らと


ドイツだより(4)
 昨夜は宿泊しているBlankenese/ブランケネーセから歩いて5分ほどのレストランのホールで2回目の公演でした。
 その後、パーティーがあり、もう満腹。充実した夜を過ごしました。
 写真は、出席してくださったハンブルク日本総領事館の領事夫妻を囲んでの記念撮影です。みんなよい顔をしてますね。




【5日目 9/19】
8:00 リューネブルクへ向けて専用バスで出発
9:00 聖ニコライ教会に到着後、ウォームアップ
10:00 日曜ミサで献歌
市庁舎地下のケラーで昼食
13:30 市内散策
会場でリハーサル
16:00 市庁舎『忠誠の間』でリューネブルク独日協会創立30周年記念コンサート
独日協会レセプション
列車でハンブルク・ブランケネーゼへ


ドイツだより(5)
おはようございます。現在ハンブルグ8時30分です。昨夜はコンサート終了後のパーティで、アカデミーのメンバーや領事館の皆さんをはじめ多くの方たちと、片言の英語で交流しました。ハンブルグの方たちのあたたかい気持ちとコンサート本番がいろんなアクシデントにもかかわらず楽しく歌えた気持ちで心が満たされ、心地よい一夜でした。昨日に続いて、メンバーのお嬢さん(ドイツ留学中)、Mちゃんが来てくれて、私たちにとってとても心強かったです。
 今日は朝早くから出発して、現在リューネブルグにむかうバスの中です。教会で献歌と日独協会での単独コンサートです。今日も楽しく歌い、いい一日となりますように。
                          (A記)=ちょっと時間がたってからの送信となります。

聖ニコライ教会の高いドームにChorMaterの清らかな歌声が響いた



ドイツだより
  きょうはリューブルクというハンブルク南方、クルマで1時間ほどの塩の町に行き、3回目のコンサートでした。教会の日曜礼拝に参加させてもらい、赤ちゃんの洗礼の儀式にも立ち会いました。そこで響かせたChorMater の歌声が、これまでの練習の集大成なりました。ビデオや写真を撮影しながら聞いていても、鳥肌が立つほど素晴らしい瞬間でした。
                                               (T)

洗礼を受けたパウルくん一家

聖ニコライ教会

美しい建物が並ぶリューネブルクの旧港

市庁舎前広場で独日協会のゲバル・フォルカー会長とともに

市庁舎「忠誠の間」は、デッドな空間で響きはイマイチだったが、空席もなく詰めかけた独日協会のみなさんに、日本の歌などを楽しんでいただいた

独日協会のみなさんと楽しく交流

翌日の地元紙には、Materの出演が報道された

ドイツだより(6)
 きのう19日は、リューネブルクで午前中に日曜ミサ、夕刻には独日協会30周年の記念音楽会に出演、夜遅くにホテルに戻りました。みなさんは満足感にひたりつつも、さすがにお疲れの様子でした。ホテルに戻るなり、すぐにベッドに入られたかたが多かったようです。この「ドイツだより」も更新が遅れて申し訳ありません。



【6日目 9/20】
10:00 専用バスにてハンブルク空港へ
11:00 LH3592便にチェックイン。昼食は空港内で各自自由
13:30 ウィーンへ向けて出発
【所要時間:1時間25分】
15:30 ウイーン空港到着後、専用バスで市内ホテルへ
De France Schotenring 3, Wien
徒歩で市内中心部へ。「天満屋」で日本食の夕食
楽友協会コンサート鑑賞。ミュージカル鑑賞の方も
終了後、ホテルへ


ウイーンではすっかりくつろいで

夕焼けを浴びるシュテファン寺院をバックに

たそがれのMusikferein(楽友協会)
楽友協会大ホールでコンサートを楽しむ


ドイツだより(7)
 ウイーンにやってきました。「ドイツとは違って、さすがにウイーンね!!」と感嘆の声しきりです。ChorMaterドイツ遠征の大舞台もすませて、みなさんほっとした表情で、次は音楽の都を楽しむぞという感じです。
 
 きょうは飛行機でハンブルクからウイーンへ移動しただけです。夜にはさっそくMusikverein/楽友協会でコンサートを楽しみました。モーツァルト当時の扮装をした「楽隊屋さん」みたいな演奏ですが、ニューイヤーコンサートが開かれるGlossersall/大ホールで聞くとそれなりの音に聞こえます。睡魔との闘いの時間を過ごしたかたもおられたようです。でも、前の席に座っていた中国人婦人の「わたしが指揮者」といわんばかりの動作におもわず引き込まれて笑いをこらえるのに必死。あれほど楽しい音楽会は珍しかったです。(T)





【7日目 9/21】
午前 専用バスで中央墓地。ベートーベンなどの音楽家の墓地に参る
ベルベデーレ宮殿。オーストリーア美術館でクリムトなど鑑賞
宮殿のカフェで昼食
午後 シェーンブルン宮殿
市内に戻り、シュテファン寺院など見学
オペラ座でヴェルディの「運命の力」鑑賞

ドイツだより(8)
 みなさん、昨夜は爆睡だったようです。
 ウイーンはよい天気です。これから市内観光に出発します。シェーンブルン宮殿にも行きます。  (T)

中央墓地。ブラームスの墓前にて

ベルベデーレ宮殿にて
シェーンブルン宮殿のテラスにて。後方はグロリエッテ


オペラ座の正面階段で。みなさん正装して

ブラボーの大拍手。カーテンコールは続く


ドイツだより(9)
 ウイーンを満喫した1日でした。
 朝からバスで中央墓地へ。モーツァルト、ベートーベン、ブラームスなでの作曲家が眠る墓に参りました。ベルベデーレ宮殿のオーストリー美術館では、クリムトの「接吻」やエゴン・シーレなどのホンモノと対面。ゆっくりとカフェ・タイムを楽しんだ後は、シェーンブルン宮殿へ。ハプスブルク家が贅を尽くした広間や調度品に、ただ感嘆しました。
 K先生は、オペラ座の合唱団におられるお知り合いと再会。オペラ座のけいこを見学して、楽員専用食堂でランチだっようです。
 夜はオペラ座で「運命の力」の鑑賞。ホールの暖かさもあって、まさに夢見心地の3時間でした。(T)





【8日目 9/22】
午前 自由時間。ショッピングや、シュテファン寺院見学など
昼食は各自、カフェなどで
午後 専用バスでウイーン北方のハイリゲンクロイツへ
リヒテンシュタイン城跡見学
ハイリゲンクロイツ修道院見学
ハイリゲンシュタットのホイリゲ「マイヤー」で乾杯

リヒテンシュタイン城をバックに

ここでシューベルトが「菩提樹」を作曲した

ハイリゲンクロイツのカフェ。びっくりするほど大きなスイーツに大満足

1133年に創立されたシトー派ハイリゲンクロイツ修道院。ロマネスク様式が残る

ホイリゲで乾杯。楽しかった旅を振り返りながら、最後の夜に酔った

添乗してくださったFさん。細やかな心配りで楽しい旅を演出しくださり、ありがとうございました

その年に獲れたブドウの新酒を飲ませてくれるホイリゲ「マイヤーの家」。ベートーベンは1817年夏、ここに滞在して「第九」を作曲した




ドイツだより(10)
 ホイリゲで乾杯!!
 日本時間は早朝でもうしわけありません。こちらは22日午後10時です。最後の「ドイツだより」となります。
 長かったのか、あっという間だったのか。ChorMaterドイツ遠征の旅は、明日でウイーンとお別れです。Y.T先生のお義母さんをはじめ、全員が元気にゴールに到着できそうです。
 最後の夜は、ウイーン北方のホイリゲという、採れたてのワインを飲ませてくれる酒場に繰り出し、飲めや、食えやのパーティーとなりました。満足、満足、満足!!
 みなさんとの楽しい旅に感謝。残留となられたマーテルのメンバー、留守家族のみなさま、わたしたちのためにご協力ありがあとうございました。(T)




【9日目 9/23】
8:00 ウィーン空港へ
10:55 LH3531便でフランクフルトへ向けて出発
12:20 到着後、出国審査を受けて乗継便搭乗口へ
14:00 LH740便で帰路の途へ
【所要時間:11時間10分】
夕食、映画上映


【10日目 9/24】
8:10 関西空港到着
解散



参加メンバー
Chor Mater 13人(ソプラノ4人、メゾ5人、アルト4人)
指揮者、家族ら3人、添乗員
行事手配 ジョイントコンサート国際委員会
旅行取扱 クリエイティブツアーセンター

DVD記録



 vol.1
 Harburug/ハーブルクのSt.Johannis/聖ヨハネス教会で開かれたReinecke Festival/ライネッケ・フェスチバル初日のChor Materの歌声です。 




 vol.2
 Hanburg/ハンブルクのBlankenese/ブランケネーゼにあるSagebiels/ザーゲビールスというエルベ川に面したレストラン広間で 開かれたライネッケ・フェスチバル2日目です。「Dornroeschen/いばら姫」を、地元の合唱団と歌いました。写真は作曲したライネッケです。




 vol.3
 Lueneburg/リューネブルクのST.Nicolai/聖ニコライ教会で、日曜ミサに献歌しました。天井の高いドームのある教会で歌いたいというChor Materの夢がかないました。最高の響きでした。
 洗礼を受けたパウルくんがかわいかったです。




 vol.4
 リューネブルク独日協会の30周年記念行事として、リューネブルク市庁舎の「忠誠の間」で行われたコンサートです。日本のわらべ歌も披露、「ほたるこい」を一緒に歌いました。




 vol.5
 ライネッケ・フェスティバルでの木管アンサンブルやチェロの演奏、バスの独唱などをまとめました。